学研「子供の科学」と「学習」の思い出

子供の理科離れが叫ばれて久しい昨今。
運命と宿命の話をするのに子供の理科離れという起点から入るのは正直どうかと思いますが、それはともかく子供たちの間では理科がカッコ悪い科目になって、すでに四半世紀近くの月日が流れています。

昔は、子供は学研の定期購読誌「子供の科学」と「学習」を買うのは半ば義務のようになっていたものです。
定期購読していないと、たとえそれが家庭の事情であったとしても、ほとんど宿題を忘れたのと同じレベルに扱われたほどメジャーなものでした。

その付録も実際の理科の実習の時間に「科学」の方の付録を教材にでんぷんのヨウ素反応や発酵の実験をしていたりして、学校でも使われるほどの本格的なハイテク感あふれるガジェットの数々に、むやみやたらと科学魂を熱くしたものです。

こういった、「学習」の方は漫画と読者投稿ページしか読まないけど「科学」は届いた瞬間に夢中になって遊び倒す科学マニア、むやみにラジオやおもちゃや昆虫を分解する分解マニア、図書館で学習漫画を片っ端から読む学習漫画マニアのようないわゆる古い言葉でいうところの「ハカセくん」は小学校3年生になるころには現れ始めるようです。